令和5年度 初夏展

夏来にけらし

季節のうつろいがテーマ

令和5年度の初夏展は季節の移ろいをテーマにした展示です。
「夏来にけらし」は、「百人一首」に撰ばれる持統天皇の歌「春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山」から着想を得たタイトル。「夏が来たようだ」と季節の変化を軽やかに受けとる感覚は、現在の私たちが、季節の変化をふとした瞬間に感じる感覚とも通じるのではないでしょうか。

西山芳園「手本帖」より「蛍図」(個人蔵)
小川千甕「帰漁図」(個人蔵)

夏のはじまりを想う

展覧会では、初夏にちなみ、夏のはじまりの季節を軸として、季節の移ろいを感じさせる作品を中心に展示いたします。季節は春から夏へ、そして秋へと向かいます。春の朝にたなびく霞、爽やかな空を舞うホトトギス、瑞々しいエンドウのさや、暗闇にほのめく蛍火・・・。そういえば、そんな瞬間あるね、と身近な出来事に重ねながらご覧頂けましたら幸いです。書画を中心に約30点を展示。

石楠花図(個人蔵)

展覧会概要

会期  : 令和5年6月3日(土)~7月9日(日)
開館時間: 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
入館料 : 一般400円、大学生300円、18歳以下無料(大学生を除く)
      *庭園との共通券 一般660円、大学生490円
      *20名様以上団体割引
休館日 : 月曜日

関連企画

◎展覧会みどころトーク
・講師:影山純夫(当館学芸顧問)
開催日 : ①6月18日(日) ②7月1日(土)
・時間 : 各日 午後1時30分より
・会場 : 松花堂美術館 講習室
・参加費 : 無料 (別途、入館料が必要です)
・定員 : 各回 20人(要申込)
*お申込みは、6月1日(木)より、お電話またはFAX、ご来館にてお申込みください

令和5年初夏展リーフレット

展示作品リストはこちら(PDFが開きます)
※準備が整いましたらアップロードいたします。
     展示リスト① 展示リスト②

タイトルとURLをコピーしました