令和6年 夏季の小展示

 暮らしを楽しむ 八幡のやきもの 南山焼

八幡で開窯された南山焼は、江戸時代の後期に大坂の豪商・浅井周斎(1720~1800)が隠遁してこの地に移住し、始められたものです。とはいえ、周斎の作とされるものはあまり伝わらず、開窯時のことはほとんど知られていません。周斎の南山焼は、彼の没後に衰退しました。その後、明治時代の後半になって再興されるも、大正期に入ると再び衰退し、昭和期に再び再興されるものの衰退し、現在では幻のやきものとなりました。
幸いにも、明治期の再興南山焼は、今に伝わるものが少なくありません。八幡市内には、皿や茶碗、徳利、盃などの再興南山焼が伝わり、
日々の暮らしの器として親しまれていたことが知られています。当館では、地域の皆様からご寄贈・ご寄託いただいた南山焼を収蔵、保管しています。本展示では、日々の暮らしがちょっと楽しくなるような南山焼 約30点をご紹介します。

会  期: 令和6年6月22日(土)~8月12日(月・振休)
開館時間: 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
休 館 日 : 毎週月曜日(ただし、7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)
入 館 料 : 一般200円、大学生100円、18歳以下無料(大学生を除く)
      *団体割引料金あり(20名様以上)
会  場: 八幡市立松花堂美術館 地階映像コーナー(展示ロビー)

【関連行事】

展示解説会 の開催(1回)

当館学芸員による見どころ解説

日 時:令和6年7月28日(日) 午後2時より (約40分)  30分前より受付開始
会 場: 松花堂美術館 講習室

定 員: 15名
参 加 費: 無料(小展示を観覧される場合は別途観覧料が必要です)
申込方法
事前にご来館または電話・FAX(連絡先は下記)にて。

電話  075-981-0010  FAX 075-981-0009

展示作品リストはこちら(PDFが開きます)→展示リスト

     

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