令和6年 特別展

仙人ワンダーランドへようこそ!

仙人とは

仙人は、中国の道家思想で理想像とされる想像上の存在で、超人的なパワーを備える人物として、憧れや崇敬の対象とされてきました。仙人とは、不老不死のコツをつかんだ稀な人、世俗を離れ、自由な生き方を実践する人というイメージが備わります。

色んな仙人たち

不老不死の仙人として有名な「西王母」、西王母の持つ仙桃(不老不死の桃)を盗食して長寿を得たという「東方朔」、手の爪がとても長い「麻姑」、ガマ(ヒキガエル)を使って不思議な術を操る「蝦蟇仙人」など、個性豊かで魅力的な仙人たちは、文学や芸術にも大きな影響を与え、広く知られるようになりました。

狩野一信 「西王母図」(個人蔵)
 黄山寿「東方朔図」(観峰館蔵)
『光琳画譜』より 蝦蟇・鉄拐図(部分)(個人蔵)

本展覧会について

中国、日本の伝統的な画題として、絵画に描かれた仙人の姿を中心に約40点の作品をご紹介。 そんな仙人たちの不思議な世界へナビゲートするのは、影山純夫氏(当館学芸顧問)の近著『仙人ワンダーランド 和漢仙人列伝』(2023年、河原書店)です。(こちら、当館併設ミュージアムショップ「おみなえし」にて販売中です。是非こちら(ミュージアムショップ「おみなえし」)のページもご覧ください。) 仙人たちの姿を通して、その不思議な世界を覗いてみてください。世俗を離れ、自由な生き方を実践するその姿は、価値観が多様化する現代人にとって、生き方のヒントになるかもしれません。

行事蓬莱絵巻(個人蔵)【後期展示】
影山純夫 著 『仙人ワンダーランド 和漢仙人列伝』

展覧会概要

会期  : 令和6年10月12日(土)~11月24日(日)
      *会期中に一部展示替えを予定しております。

       前期:10月12日(土)~11月4日(月・振休)                            
       後期:11月6日(水)~11月24日(日)


開館時間: 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)


入館料 : 一般600円、大学生500円、18歳以下無料(大学生をのぞく)
      *少しお得な、庭園との共通券もございます。 一般840円、大学生670円
      *20名様以上のご利用で、団体割引料金が適用されます。

休館日 : 月曜日 [10月14日(月・祝)、11月4日(月・振休)は開館]、

      10月15日(火)、11月5日(火)

【主催】 公益財団法人 やわた市民文化事業団 (八幡市立松花堂庭園・美術館)

【協力】 公益財団法人 日本習字教育財団 観峰館

【後援】 京都府、京都府教育委員会、公益社団法人 京都府観光連盟、一般社団法人 八幡市観光協会、    

八幡市文化協会、歴史街道推進協議会、京都新聞、朝日新聞京都総局、読売新聞京都総局、

毎日新聞京都支局、産経新聞社京都総局、NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都、

京阪ホールディングス株式会社、京阪電気鉄道株式会社、京阪バス株式会社

      

関連企画

対談形式講演会

テーマ: 描かれた仙人たち
日時: 令和 6年 11月16日(土)午後1時30分から(約90分)
講師: 瀨川 敬也(観峰館 学芸員)、影山 純夫(当館学芸顧問、神戸大学名誉教授)

会場: 松花堂美術館 講習室
参加費: 500円(展覧会見学には別途観覧料が必要です)
定員:  50人(要申込)

〇お抹茶を頂きながらミニトーク お茶は長生きの仙薬?

日時:  令和 6年 11月 3日(日) ① 午前11時から ➁午後1時30分から(各回 約40分)
会場: 松花堂庭園内 美術館別館 会議室 
参加費: 1,000 円(お抹茶、お菓子付き。別途庭園入園料100円が必要です。)
定員: 各回 10人(要申込)

〇展覧会見どころ解説会          

開催日時: 10月 26日(土) 午後1時30分から (約45分)
参加費: 無料(展覧会見学には別途観覧料が必要です)
会場: 松花堂美術館 講習室

定 員: 各回 20人(要申込)

申込受付開始日: 9月3日(火)より


申込方法: お電話またはFAX、ご来館にてお申し込みください。

      TEL:075-981-0010  FAX:075-981-0009

〒614-8077 京都府八幡市八幡女郎花43-1

      八幡市立松花堂庭園・美術館 事務所

★令和6年 特別展 リーフレットはこちら(画像をクリックするとPDFが開きます。)

令和6年 特別展 リーフレット(おもて)
令和6年 特別展 リーフレット(うら)

展示作品リストはこちら(PDFが開きます)
  展示リスト(※現在準備中)

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