令和7年 新春展

武士たちが愛した近世絵画~雲谷派と狩野派~

本展覧会について

 このたびの展覧会は、江戸時代の日本画をめぐって、武家社会で愛好された雲谷派、狩野派の作品に注目するものです。

 雲谷派は、室町時代の画僧・雪舟の画風を継承する日本画の一派で、安土桃山時代の雲谷等顔(1547~1618)に始まります。等顔は毛利輝元に仕え、毛利家(長州藩)のお抱え絵師として活躍しました。

 狩野派は室町時代後期の狩野正信(1434~1530)に始まる一派で、漢画に大和絵の手法を融合した独自の様式を展開し、江戸幕府や武家の御用絵師として江戸時代を通じて繁栄しました。

 両派の作品をご覧頂き、江戸時代の武家好みの絵画について、その輪郭をたどる機会となりましたら幸いです。個人所蔵コレクション約30点を展示いたします。

狩野探信 富士三保清見寺図(個人蔵)

展覧会概要

会期  : 令和7年1月11日(土)~2月16日(日)
      *会期中に一部展示替えを行う場合があります。

会 場 : 八幡市立松花堂美術館 展示室 


開館時間: 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)


入館料 : 一般500円、大学生400円、18歳以下無料(大学生を除く)
      *少しお得な、庭園との共通券もございます。 一般750円、大学生580円
      *20名様以上のご利用で、団体割引料金が適用されます。

休館日 : 毎週月曜日[1月13日(月・祝)は開館]、1月14日(火)

関連企画

〇 展覧会 見どころ解説会        

開催日時: 1月 13日(月・祝) 午後2時より (約50分)                  

講 師 :影山 純夫(当館学芸顧問)

参 加 費: 無料(展覧会観覧には別途料金が必要です)

会 場 : 松花堂美術館 講習室

定 員 : 10人(要申込)

申込受付開始日: 12月1日(日)より


申込方法: お電話またはFAX、ご来館にてお申し込みください。

      TEL:075-981-0010  FAX:075-981-0009

      〒614-8077 京都府八幡市八幡女郎花43-1

       八幡市立松花堂庭園・美術館 事務所

令和7年 新春展 リーフレット

展示作品リスト(準備中です)
  

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