令和7年春季展
わたしの好きな赤膚焼-奥田木白とうまし奈良のやきもの-

江戸時代に奈良で生まれた赤膚焼は、遠州七窯のひとつに数えられ、茶陶とゆかりの深いやきものとして知られます。江戸時代後期、郡山藩主・柳沢保光(堯山)の後援を得て発展し、保光没後は一時不振をみますが、奥田木白の登場によって隆盛します。木白は各地のやきものを研究し、作陶しました。展覧会では赤膚焼の名工・奥田木白の作品を中心にご紹介します。奈良は、松花堂昭乗とゆかりの深い土地です。昭乗は奈良の春日に生まれたともいわれ、若い頃、吉野山で修行したいと願い、晩年は大徳寺の江月和尚と吟行の旅に出ました。昭乗もあこがれた奈良の魅力を赤膚焼を通してご紹介します

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会期  : 令和7年4月5日(土)~5月18日(日)
開館時間: 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
 前期▶4月5日(土)~4月27日(日)
 後期▶4月29日(火・祝)~5月18日(日)
入館料 : 一般600円、大学生500円、18歳以下無料(大学生を除く)
       *庭園との共通券 一般840円、大学生670円
       *20名様以上団体割引
         ・一般320円、大学生240円
         ・共通券 一般520円、大学生400円
  【令和7年度 春季京都非公開文化財特別公開期間】
   [4月26日(土)~5月11日(日)]には、
   特別公開を含む特別拝観券(
庭園別館特別展示1,000円を販売。
休館日 : 月曜日

連事業
・講演会 「赤膚焼と奥田木白の魅力」 
 日 時:令和7年4月19日(土)午後2時より(約90分)
講 師:辻井由紀子(赤膚焼蒐集・研究家)
 会 場:松花堂美術館 講習室
 参加費:500円(展覧会観覧は別途料金が必要です)
 定 員:40名(要申込)

・お呈茶付 ミニトーク 赤膚焼のお茶碗でお抹茶をいただきながら
 日 時:令和7年4月29日(火・祝)、5月6日(火・振休)
⓵午後1時 ②午後2時15分(各回 約45分)
講 師:大塩昭山(赤膚焼作家)、辻井由紀子(赤膚焼蒐集・研究家)
 場 所:松花堂庭園内 美術館別館 会議室1
 参加費:1,000円(お茶、お菓子付き。別途庭園入園料100円が必要です)
 定 員:各回10名(要申込)

*各事業とも4月1日(火)より お電話またはFAX、ご来館にてお申し込みください。

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